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インナーウェイト工法

マンホール内部の重量化によるマンホール浮上防止

液状化によるマンホールの浮上防止被害

近年の大規模地震では、下水道マンホールが路上に浮上がり、下水道の流下機能の阻害ばかりか緊急輸送路の車両走行が妨げられる被害が多発しています。このため、マンホールの浮上がり防止の技術開発・実施が急がれています。
しかしながら、防災上の重要度が高い幹線道路ほど車両交通量が多く、施工困難なケースが多いです。
『インナーウェイト工法』は、こうした点を踏まえ、施工の実施を実現することを最優先に考えた構造としました。

『インナーウェイト工法』とは

『インナーウェイト工法』...最大の特徴は次の2点

1. マンホールの内側だけで施工可能。交通量の多い幹線道路、周辺埋設物が多い市街地の道路でも比較的容易に施工が可能です。
2. マンホールを重量化するという簡単な原理であり、マンホールの見掛け比重を液状化地盤の単位体積重量にほぼ等しくなるように重量化するだけです。原理・設計が簡単なことは、下水道事業者、道路管理者、周辺の皆様にも理解が得られやすく、円滑な事業推進が可能になります。

『インナーウェイト』工法の構造

1. 重量化に用いるウェイトは、耐酸・耐アルカリの防食塗装を施した鋳鉄製(ねずみ鋳鉄、比重7.5)の小板(インナーブロック)です。
2. このインナーブロックは主に2つのタイプを用います。このほか、マンホールの内部状況に合わせいくつかのタイプも用意しました。


『インナーウェイト工法』の構造

1. 標準タイプ(プレート型・パズル型)
高さ10cm、幅50cm、重量約16kgの小板で、容易にマンホール内へ搬入できます。
これを左右に噛み合わせてマンホールの内壁面へ設置します。施工後の点検等のため、1号マンホールで内径75cmを確保できる小板厚(5.0cm)・裏込め厚(約1.0cm)としています。
2. インバート挿入タイプ
標準タイプをマンホールの内壁面へ設置するだけででは所定の重量に達しない場合は、補助手段として、インバート内へインナーブロックを挿入します。
3. マンホールの内壁面に設置したインナーブロックは、背面の隙間に裏込め材(セメント系固化材)を充填して固定させます。用いるセメント系固化材は、水平方向に1G(約980gal)の地震力が作用してもインナーブロックが外れない強度を有しています。


早めの対応が肝心です。お気軽にご相談ください。


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